梅雨時期のJALパック アイランドホッピングツアーの悲劇〜その2
更新にだいぶ時間がかかってしまいましたが、梅雨時期のアイランドホッピングツアーの悲劇【2日目】をお届けします。
いやぁ…それにしても本当に時間が経ちすぎている。Hatenaブログさんから、「そろそろ記事書きませんか?」のリマインド通知来ちゃったもんね(笑)
初日の悲劇はこちらから↓↓
2日目の工程
2日目の朝、鹿児島の天気は晴れ!昨日の悪天候はどこに?というほどいい天気。2日間で15フライト飛ぶツアーの2日目は下記の通りのスケジュールです。
便名 | 出発時間 | 出発地 | 到着時刻 | 到着地 |
---|---|---|---|---|
JAL3791 | 07:40 | 鹿児島 | 08:50 | 徳之島 |
JAC3842 | 10:10 | 徳之島 | 10:40 | 奄美大島 |
JAC3851 | 13:05 | 奄美大島 | 13:45 | 沖永良部島 |
JAC3855 | 14:15 | 沖永良部島 | 14:40 | 与論島 |
JAC3862 | 15:10 | 与論島 | 15:50 | 奄美大島 |
JAC3835 | 16:15 | 奄美大島 | 16:35 | 喜界島 |
JAC3784 | 17:00 | 喜界島 | 18:10 | 鹿児島 |
JAL652 | 18:30 | 鹿児島 | 20:10 | 羽田 |
※2018年7月以降、ダイヤが変わっています。
2日目の【試練】
前日は、最後のフライトで悪天候の影響を受けましたが、それだけでは神様は許してくれませんでした。2日目は雨雲が奄美群島に陣取っていたんですね…。三角飛びだぁ!とか浮かれている場合では無かったのです。
2日目の試練は、与論空港から始まりました。
奄美空港悪天候のため、16時時点の天気により判断をします。管制塔(?)からの連絡が入り次第ご案内します。
とな。最初、離島生活不慣れな私は事態が飲み込めていませんでした。沖永良部島から乗るときは特に何もアナウンスはなかったので、少し遅延かな?くらいに(今思うと、ほんと私って能天気)
つまり、与論→奄美大島のフライトが、お天気判断待ちとのこと!
あと1時間くらいかぁ…ということで、外は灼熱地獄なので涼しい待合室で待機することに。とはいえ暇なので、ふらっと外にタバコを吸いに出た時に喫煙所でお会いした沖永良部島住人のご婦人と少しおしゃべり。
暑いしねー、ホントにまったく。いゃになっちゃうねぇ。
与論に飛ぶ前に言ってくれたら良かったのに。私、奄美に行かなきゃいけないから、分かってたら船に変えたわよー。
と。。。ほぉ。そういう選択になるのですね?
※それってどーいうことー?というのも、お伺いしたら説明してくださいました。島の方、優しい。
そのご婦人にとって、今回のことは「こんなの初めて!」ということらしく、この時期悪天候で飛ばないことはあっても、途中まで特にアナウンスなしで来て急に!ってことはなかなか無いみたいでした。
まぁ、お天気なんでね。急に様子が変わることもあるのでしょう。
タイムリミット
そうこうしているうちに、ふと気がつきました。
遅延で飛んだとしても、羽田行きに間に合わなく無いか?!と。残念ながら翌日仕事だったので、なんとしても今夜中には帰宅せねばならなかったため、与論空港カウンターのお姉さんに相談に行きました。
ご予約便には間に合わないので、後の便に変更手続きが出来ます。手続きしてしまってよろしいですか?(要約)
OMG…(o_o)
最終便に乗れなかったら帰れない!ということで、とにかく変更依頼をしました。
また、その中で乗れなかったフライトに関しては旅行会社経由での対応になるため、「欠航証明書」を必ず持ち帰って手続きしてください。と教えてもらいました。電車でいう、遅延証明書みたいなものですね。(レベルが違うけど。)
いずれにせよ、わたしは今回の予定を完遂出来ないことは確定したので、『今日中に東京に帰る』ことを最優先に、チケットの変更手続を済ませました。
※与論から鹿児島に飛んで、そのあと羽田行きに。羽田行きは1つ後ろに変更してもらいました。
あとは、16時の判断を待って、証明書をもらうだけです。
16時の判断は…
やっと時間が来て、アナウンスを待っていると、
奄美大島行きの便は、欠航が決定いたしました。振替等のお手続きを承りますので、カウンターまでお越しください。(云々。)
さすがに、待合室もざわつく…かと思いきや、みんなの顔は「でしょうねぇ。」といったところ。判断(欠航決定)を待っていただけ、という印象でした。怒るわけでもなく、騒ぐわけでもなく。
空のことは神様しかわかりませんからね。自然には逆らえませんし、無理して飛ばれても困るし…。ただ、みなさん「ここで一晩は無理だ。」ってことくらいでしょうか。
一斉に、搭乗予定だったお客さんたちがカウンターに並び始め、粛々と手続を進めていきます。カウンターのお姉さんも、てんやわんやになりながら笑顔を忘れず対応していて、さすがJAL様だわぁ!とか感心してしまいました。
※同時に、JAL(しか無いんだけど)に乗る方々のマナーの良さにも感心。特に地元の皆さん。
いざ、鹿児島へ!
色々ありましたが、無事に?鹿児島便の時間になりました。機内に乗り込むと、CAの方が『鹿児島空港は着陸できると言われているから安心してね』的なことを言っていた(ような)気がします。
小さな飛行機が鹿児島空港に着陸すると、沖停めだったので、またもやバス乗車!(個人的にはこれ大好きw)
どっと疲れた表情の乗客たちも、やれやれ…的な、少しホッとした顔でそれぞれ帰路に着きました。
※お話を聞いた沖永良部島のご婦人は、鹿児島に住む親戚のお家に泊まるようでした。良かった。
2日間の悲劇から学んだこと
参加時期は早めに吟味すること
天気は、本当に神様しか分からないので、予約時点で悩んでも仕方がないです。
もしくは、5月中にアイランドホッピングツアー3回こなしてクリアすること!!(予約開始になったら3日程全て予約を入れるべし。)
今回は梅雨時期の悲劇でしたが、これが台風シーズン(これを書いてる、まさに今。※2018年8月)はさらに大きな影響を受けそうです。
JALパックで申し込むメリット
ただ、アイランドホッピングツアーというJALパックのツアー参加だったので、欠航後の返金手続きなども非常にスムーズでした。(当日対応は出来ませんが、JACで欠航になったことを系列旅行会社が分かりませんとか言うわけないし…苦笑)
JALカードで決済していましたが、ふつうに返金されました。窓口の手続きも、メールと電話で行いましたがとてもスムーズな対応だったと思います。
個人で手配ももちろん可能ですが、路線考えて時間の余裕など計算して…というのは、忙しい人にとってはなかなかハードルが高いと思うので(それを考えるのも、本当はとても楽しいんですけどね…)、最初の1回は(特に奄美地方に行ったことのない羽田もしくは大阪出発可能な方は)利用してみるとコツが掴みやすいかもしれません。
悲劇を乗り越えて、次のツアー!
私はあと4レグ残っているので、どこか近場を2往復すれば良いのですが、、、新路線開通後のアイランドホッピングツアーに参加したい(那覇泊がある2泊3日コース!!)ので、無駄にまた15レグ稼いできます…。
そちらもまたブログに書く予定なので、それも合わせて、2019年のJGC回数修行を考えている方の参考になったら嬉しいです!