Air Asiaのビジネスでクアラルンプールへ行ってきた
今年の夏は、人生初!のクアラルンプールに行ってきました。2018年JGC修行中であるのですが、回数修行を選択した私は『価格安く!』をテーマに今回の航空券選択を行いました。国際線のLCCで、フラットシートも体験して来たので残しておきます。
航空券の検索条件
私は首都圏在住、仕事も休みを取っていくため、あまり無駄な時間は過ごしたく無い…ということで、下記条件で探しました。
- 出来れば羽田発、価格が圧倒的に安ければ成田発。
- 深夜発もしくは、午前発(仕事帰りに行くか、翌日すぐ!行くか。)
- 復路の到着は終電前。(翌日仕事だし…苦笑)
- 基本的に直行便!(理由は上述の通り)
クアラルンプール行きの検索結果
まずは、skyscanerで検索。色々出てきました。季節によって値段がまちまちなのは当たり前ですが、思っていたよりもたくさん飛んでます。
航空系修行僧の定番修行先になっていることも納得です。
ブログを書いている今(2018年9月)以降の日程で、似たような条件の曜日を検索してみました。
- 羽田発、クアラルンプール行き
- 直行便
- 金曜日出発、月曜日帰国(祝日なし、月初。)
検索条件は、上記の通り。厳密には、同じ値段設定なわけは無いのですが、それをふまえてもこう見てみると、圧倒的に値段ではAir Asia。それ以外、見つからない(笑)
この下には、ANAやJALといったものも並びます。しかし、今回はライブ遠征が一番のテーマ(ただの海外遠征です…笑)であること、それよりもショッピングや帰国後にすぐ仕事に行くためのマッサージとかにお金使いたい…。ということで、LCCにチャレンジしてみることにしました。
※成田発も調べたのですが、値段的にも時間的にもあんまり魅力的なものがありませんでした。(ので、ここでは割愛。)
一応、他の方のブログなどでAir Asiaの評判はチェックしましたが、少なくともKUL便に関しては比較的好評価!ドキドキしながら、予約をポチり、無事チケットゲット。
LCCの仕組み・サービスの考え方
今まで、国内でもLCC使ったことはなかったのですべてが新鮮!座席のクラスを選んで予約完了したらそれで終わりかと思ったら、いろいろ選ぶ画面が出てきます…。なんじゃこりゃ、と思いつつ、それぞれ調べてみると、なんともわかりやすい考え方のもと料金やサービスオプションが設定されていました。
座席確保が必要最低限の料金。欲しいサービスは追加購入
LCCの魅力は、なんと言っても値段の安さ!かといって、サービスが無くてCAさんが少なくて…なんてことはありません。(そもそも、CAさんはホスト・ホステスではありません。客室乗務員、乗客の安全確保も重要なお仕事の一つです。)
オプション1:快適な座席の選択権
広々と足が伸ばせる席、静かに眠ったり集中できる席、など、座席のエリアもいいところを確保したいなら、その権利はオプション販売されています。Air Asiaの場合、エリアごとに名前がつけられていて「クワイエットゾーン」など、わかりやすいタイトルになっています。
もちろん、ビジネスクラスのようなフラットになってベッドのように眠れる席もあります!(路線によるので、購入前の確認が必要です。)
オプション2:食べたいものは事前オーダー
機内食だって、プラスαのサービスです。たしかに、深夜発のフライトで早朝着の場合、いらないなー。って方もいますよね。私はどんな時も食べます。食事も含めて飛行機楽しんでるので(苦笑)
フルサービスキャリアでも、その場でFish or Chicken ?な感じで選べたり、アレルゲンミールやベジタリアンミールを事前オーダー出来ますが、LCCの場合、
そもそも、あなた食事いる?食べたいなら色々メニュー用意してるから予め教えておいてね!準備しておくわ^ ^
な感じです。そう、メニュー豊富なんです!!これには驚きました。ナメてました。ゴメンなさい…m(_ _)m
しかも、空港内で下手に高いお弁当買うより安いです。物にもよりますけど、フルサービスキャリアのエコノミークラスで出てくる機内食レベルで500-600円くらいでした。しかも、もちろん熱々で運んで来てくださるので美味しく食べられます♪
オプション3:エンターテイメントも機内レンタル
今回私が1番納得したのが実はこれです。私、飛行機の中では起きている限り本を読むか音楽を聴くか…ひたすら外(空と翼)の写真を撮るしかしてないんです。
そう、映画観ないの!!!だから、エンターテイメントを楽しむための専用端末(専用iPad)のレンタル料金として追加オプションサービスになっているのを見たときは感動さえ覚えました。使わないものにはお金払わなくて良いんです。
オプション4:預入れ荷物
たしかに、荷物預けもある時とない時がありますよね。これも、納得しました。夏時期しかも往路は、荷物も少なく機内持ち込み分程度。(私、女なのに周りにいつも驚かれるほど荷物コンパクトなんです)ただ、帰りはお土産買って荷物も重くなりかさも増えます。
ということは、帰りだけ荷物預入れのオプション買えば良いんです!これも、意外とバカにならない価格差がありました(搭乗日によって金額は異なります)
私が選んだ追加オプション
自分の過ごし方と、フライト時間を考えて、往復でそれぞれ下記の内容だけ注文しました。
往路で追加したオプション
預入れ荷物
復路で追加したオプション
預入れ荷物
往路は、夜のフライトで寝るだけなので機内食は注文しませんでした。(急に欲しくなっても、機内で買えるものもあります。ただ、私は買えませんでした…揺れがひどくて。笑)
追加オプションの誘惑【追加セール】
これがですね、怖かったです。まんまと乗せられてポチってしまいました。搭乗日直前に、空席があるとセールとしてPlemium Upという、誘惑メール(いえ、ご案内メール)が届いたんです。実際に来たご案内はこちら。
プレミアムフラットとは?
今回届いた、「Premium Up」は、プレミアムフラットベッドも使えるよ!というご案内。メール内の写真にあった、快適そうなシートが使えるプランです。
▼Air AsiaのHPより。
プレミアムフラットの特典(2018年9月現在)
個人的に、魅力的に感じたサービスはこちら。
- 座席指定(プレミアムフラットベッドの座席も選択可能!)
- 枕&ブランケット(フラットベッドなら、ほしいよね。)
- 優先受託手荷物受取(これは、経験すると嬉しいサービス)
です。他にもありますが、遅延保証があるからなのか、ビジネスパーソンの利用も多くて驚きました。
申込み方法
いわゆる、入札方式です。自分が、「これなら値段払ってもいいな」という値段を申込み画面で入力します。(最低金額は、おそらく路線や空き状況によって異なると思われます…。)
2日前までに、入札できるとAir Asiaからメール連絡が来ます。私は無事に(?)ゲットできたので、事前に予約確認画面でも「プレミアムフラット」と記載されていました〜。
実際に乗った感想
実は、人生でフラットシートは2回目。(初めてのビジネスフラットシートはQantusのシドニー→羽田便。長距離だから快適すぎて忘れられず。)今回は、LCCのフラットシートだしな、どんな感じだろうか?と思っていましたが…
クアラルンプールに行くなら次回は往復Air Asiaのフラットシートで行く!!
間違いなく。フルキャリアのエコノミーでお金払うなら、断然Air Asiaのプレミアムフラット。だって、寝られるんですもの。
ただ、Air Asiaはかなり特徴的なCAさんの航空会社です。日本国内のJALやANAのCAさんをイメージしていると面食らいます。(個人的には、好きなのでいいのですが。)ただ、特徴的なのはあくまで「見た目」の話です。髪の毛はひっつめなんかにしてません。金髪日本人CAもいます。(私の席を担当してくださった方ですが、とてもかわいくて似合ってました♪)そのお姉さんたちの動きはとても機敏です。
この少ない人数でよく回しているな、と思うくらい忙しそうなのですが、素人がいない感じ。LCCは安全と効率を重視しているんだというのが体現されていました。CAのリーダーは中東系の見た目のエキゾチックな方だったのですが、仕事っぷりがとにかくかっこいい。(惚)
Premium Upで得られたサービスたち
いろいろありますが、嬉しかったものを。
ラウンジサービス
私は、KUL→HNDでアップグレードしたので、KLIA2のラウンジを利用することができました。とてもおしゃれで、ご飯も美味しい!会議室の利用もできるみたいなので、本当にビジネスマンたちにとって一つの選択肢になりそうです。
Kuala Lumpurにいくならば、AirAsiaのplemium flatはありかも!#airport #AirAsia #kualalumpur
フラットシート&枕・ブランケット
乗ってすぐに配布される枕とブランケット。なんか、かわいい。
機内食
機内食。プレミアムフラットだったので、料金込み。本当は選べたのかもしれないけれど、特に指定しなかったので、マレーシア料理が出てきました。美味しかったです。
LCCだからといって、一概に安くてサービスは最低限!というものでもないのだな、というのが全体的な感想です。その航空会社が得意な路線であれば、LCCの方が値段とサービスのバランスがいいものもあるようです。
特に、東南アジアへのプライベート旅行の際は、そのあたりも含めて探す楽しみが増えました。