ちょなのビギナーブログ

やりたいことはなんでもやってみる!を詰め込んでいます。

毎日を大切に過ごすこと、その中の幸せ 〜大家さんと僕 の大家さんから学んだこと〜

久しぶりに、漫画を読みました。学生時代はいわゆる流行りの漫画は読んだり、真似て絵を描いてみたりしていたのですが、大学頃からほとんど読まなくなっていました。

 

ですが、電車の窓にあった広告を見て(なぜか)とても惹かれて電子版の漫画を初めて購入しました。

大家さんと僕

大家さんと僕

 

  作者は、お笑い芸人 カラテカの矢部さんです。普段お笑い番組は見ないのですが、矢部さんはなんとも芸人ぽくないなぁ(褒めてます、良い意味です!)と思って印象に残っていました。

きっと、人の良い方なんだろうな…とは思っていましたが、その人柄がにじみ出たほっこりする漫画でした。

 

【ネタバレ注意】大家さんに元気をもらえます

矢部さんのお家の大家さんは、とてもお育ちのいい白髪のご婦人。かなりの高齢ですが、少女のようなピュアな心をお持ちです。

時々、シュールなところもあるようで、そこがまた面白い。人間味のある方です。

 

大家さんと百貨店にお買い物にいくエピソードは、私の小さい頃を思い出すものでした。小さい頃は、母とともに百貨店に行って手土産を買ってからおばあちゃんのお家に遊びにいきました。

お洋服を買うのも、全て百貨店でした。(今思うと、恐ろしいけど)

 

 

小説ではなく、漫画がいい

詳しくは、ぜひ手にとって見ていただきたい!のですが、今回初めて感じたことがあります。今まで、私は漫画は絵があるから『簡単に』読めるものだ、と考えていました。

もちろん、今もそれは間違っていないとおもうのですが、この漫画に出会って少し考え方が変わりました。『漫画だから伝わる温かさがある』と。

おそらく、活字だけのエッセイだったとしても、大家さんと矢部さんの穏やかな空気は伝わってきたのでしょうが、絵のタッチから伝わってくる矢部さんの人柄がさらにお話に深みを与えているのです。

だからこそ、響いてくるものがあったと思っています。

 

 

毎日を大切に…

この漫画を読んで、温かい気持ちになって、、、何でもないいつもの毎日を丁寧に過ごすことで生まれる余裕があるんだと知りました。なかなか日々の生活に流されてなんとなく時間を過ごしてしまうことが多いのですが、大家さんのように一つ一つに心を寄せ、過ごすことで毎日新鮮な気持ちになれる気がしました。

 

食わず嫌いであまり手にしてこなかった漫画も、少し読んでみようかな、と思います。

 

この漫画を読んだ後に…

LINEニュースで発見しました。大家さんがお亡くなりになったそうです。天国でも、きっと楽しく過ごされていると信じています。